『王様達のヴァイキング』9巻の感想。
是枝くんの覚醒が描かれた『王様達のヴァイキング』9巻。
感想をつらつらと。
時代先取るサイバー冒険譚!!
坂井がインサイダー疑惑をかけられた時に助けてくれた、信頼する先輩にして敏腕弁護士・桐生の事務所がクラッキングを受けた!
犯人は「顧客情報を流出させるぞ!」と脅しをかけてきた上に、ある顧客に対して卑劣な脅迫を…この危機を救うべく、新たな“武器”を手に是枝が立ち上がる!!
表紙の3人の連携がうまく機能し、犯人を追い詰め事件を解決する様を見ると、是枝のみならず丹羽もカーナビ遠隔操作事件からの成長を感じますね。
また、新たな"武器"、コレーダーとスナイパーを駆使するキレッキレな是枝くんは見物です。
あ、でもスナイパーはコレーダーみたいにもっと捻った名前にして欲しかったかな・・・
そして次の物語では、自衛隊所有の国産無人爆撃機がハッキングされ乗っ取られるという一気にスケールがでかくなってちょっと戸惑う(苦笑
IT業界を舞台に"世界征服"を目指すお話なので、いずれそっち方面に進むとは思っていましたが、次巻でストーリーがどう転がるか、また、乗っ取られたドローンをどのように奪還するのか楽しみですね。
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